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(絵と関係ない事だけど)

相模原の障害者施設の事件関係で

また特集みたいなのがTVでやっている。

 

あぁ…うるさいなぁ。

本当そう思う。

私は、今年4月まで介護施設に

ヘルパーとして勤めていたから

犯人の気持ちがよく分かる。

TVはどうしてもその犯人が「おかしい」って事で片付けたいみたいだけど、

悪いけど全国どこ行ったって

「障害者は生産性がない」

「生きている価値がない」

と思っているヘルパーなんてゴロゴロいるよ。

 

みんな自分だけは「そんなこと思っていません、犯人1人がおかしいんです。私はそんな事露ほども思ったことなんてないんです」って

良い顔主張しているだけで

腹の中では犯人と同じこと思ってるよ。絶対。

 

ヘルパーってそういう人多いんです。

自分だけは良い人でいたいって人。

残念だけど、私は同僚のそういう顔

嫌ってほど見てきましたから、これは真実です。

 

TVの報道に対して思うのは

「犯人を狂人だと決めつけて片付けても、いつかまた同じこと起こるよ」って事。

インタビューとか言って、被害者の家族の声を報道しても無駄。

犯人の住んでた所の近隣住民に話を聞くなんて愚の骨頂。

TVでこの事件を扱う人たちは、事の真実が分かっていないんです。

介護関係に携わった事がない人は、TVの言うこと鵜呑みにしちゃいけません。

私が冒頭、TV特集に対して「うるさいなぁ」と書いたのは事件がくだらないのではなく

それを報道する側がくだらないと思うからです。

 

本当に、頭のネジがどこかに飛んでいるのかってくらい無駄な事やってますよ彼らは。

全部、ダメなんです。

 

 

現場経験者として

現場ヘルパーがどうして「生産性がない」なんて考えに至るのか言わせてもらうなら

「精神的に追い詰められているから」

コレに尽きます。

TVはここが分かっていないんです。

いや、中には分かっている人も僅かながらいるのかもしれない。

でも、理解しきっていない。不十分。

 

「精神的に追い詰められている」…

誰に、追い詰められていると思います?

施設利用者…だと思うでしょう?

違うよ、施設の管理者や上司とかだよ。

それと、施設利用者の家族その他だよ。

(その他っていうのは施設の周辺住民も含む)

 

施設利用者にも、もちろん精神的に負担をかけられる。でも、一般の人が言うように

ヘルパーだって人です。優しい心を持ってます。鬼じゃないです。

自分より、明らかに弱い人をそんなに簡単に憎めませんよ。

私だって、酷い言葉をかけられようと

自分の身体の中で自慢の手を傷つけられようと、

相手は弱者ですから

そう考えると「しょうがないな」ですませてました。

 

でもこれが、施設の管理者・上司

又は利用者の家族に「何か悪さをしてないでしょうね?」と目を光らせて背後から見られていた状態ならどうでしょう?

 

ヘルパーって虐げられているんです。

1番大変な立場にいるのに、奴隷みたく

嫌なものを見るように見られるんです。

分かりやすく言い直すと

昔日本にも海外にもいたメイドさん

彼らは人の世話して大変なのに

例えば物がなくなったらいの一番に「貴方…盗んだでしょ?」って疑われるでしょ?

あれみたいなものです。

 

そんな扱いを常日頃受けつつ仕事をしているんです。

忙しくて人手が足りない現場が2箇所あるとしたら最低2人いないと

その場をしのげないでしょう?

なのに1人で何とかして、って言われる事ざらです。そして、その「何とかして」って言った人が目の前で優雅に椅子に座って

綺麗な指でパチパチパソコンやってたりするんです。

忙しい場所が2箇所、人員は1人。

これでもし事故が起こっても仕方ない。

なのに事故があったらこちらのせいです。

こちらが一方的に怒られるんです。

「だって仕方ないでしょ、人がいないんだから」と反論すると

「仕方ない、じゃないでしょ。ヘルパーでしょ?何とかするのがプロでしょ?」

と言われる。

これが現場では常なんです。

毎日毎日、こうなんです。

 

 

で「その溜まった鬱憤が弱者である施設利用者に向くわけ?」って感じるでしょう。

答えはYes、です。その通りなんです。

ヘルパーの中にはこんな仕事でも、自分の生活がかかっている人もいます。

だから施設管理者、上司に簡単に牙をむけないでしょう。

「気に入らないの?じゃあ辞めて」ってなっちゃうでしょ、最終的には。

そうなったら困る。だから手近な弱者に手が向くんです。酷いと思うだろうけど、人間心理としては普通です。

 

 

あんまり言うと

止まらなくなってしまうからこの辺にしますが

TVに言いたいのは「事件を本当になくしたいのならインタビューすべきは利用者の家族や犯人の家の周辺住民ではなく、施設の管理者や環境をインタビューすべき。

そして、ただインタビューしたって嘘つくに決まってるから、それを暴け」

一般の人は、犯人1人だけをおかしいと決めつけちゃダメです。

犯人と同じ考えのヘルパーはどこに行ってもいます。

犯人と同じ考えを、笑顔の下に隠しているんです。

 

 

付け焼き刃的だけど

近々施設を利用したいって人は

施設見学の時に、管理者の後にくっついて歩き回るだけでその施設の良し悪しを決めちゃダメ。

何とか管理者を自分から引き離し

現場のヘルパー何人かに個人的に声をかけてみるべきです。

もちろん、彼らは良い顔をしますが

役者じゃないから少しはボロが出るはず。

ニコニコしててもどこか疲れていたり、嘘笑いを無理に顔に貼り付けてるようなヘルパーがいる施設は要注意です。

 

 

 

この辺にしときます。

この事件に関しては、思うところたくさんあります。

また書くかもしれません。